クラリネットを始めるまで(4)

何とか必死に練習して希望の先生のレッスンを受けるために大学へ。しかし先生のレッスンを希望している生徒が多くて他の先生につくことに。横川先生のレッスンを受けるために大学に入ったのにショック(´;ω;`)そして丁度退官されて代わりに新しい先生にレッスンを受けることに。でもどんな先生なのかは入学式まで知らされず・・・。

 新しいレッスンの先生は生島繁先生。フランスのトゥールーズキャピタルで活躍していた先生。20年ほどフランスで生活していたこともあって初対面はフランス語しか話さない・・・・。私には目の前が真っ暗になるほど驚きでした。だってフランス語なんて全く話せない。なのでレッスンはほとんど身振り手振り、そして先生の演奏を聴いて何を言いたいのか必死に聞いて答える。そんなレッスンでした。でも生島先生との出会いはまた私の音楽に対する道を大きく変えてくれた先生でした。発表会は月2回、(4年間で40回くらいありました)大きなコンクールは必ず参加。授業でも本番が入ったり、学外でも演奏会や勉強会があったりと大学時代は毎週1,2回は本番がはいいてっる状態で、かなりハードでしたが今思えばとっても勉強になった4年間でした。卒業後は特に考えてなかったんですが、いくつかのオケのオーディションがあったので受験しましたもがどれも玉砕。卒業と同時に父が亡くなったこともあって石川に戻ることに。